あやしい日本語パート②
この本からの引用ですが、本当に面白い!
普段、何気に使っている言葉が
えっ 違っていたのか・・・
これまでに私と会話された方には
笑われていたのかと思う節が・・・・
サラリーマン時代にちょっとミスした友人に「今度こそ、汚名挽回」と励ました
つもりが・・・いま、友人の笑みが ふっ と蘇るのは・・・
掲載記事{「汚名挽回」⇒☓ 「名誉挽回」⇒〇}
「挽回」は、失ったものを取り戻すこと。失って取り戻したいのは「名誉」であり
「汚名」を取り戻す必要はないので「名誉挽回」が正しい。
「名誉回復」も同じ意味。「汚名」を使うなら「汚名返上」となる。
ですよね!友人は知っていたのでしょうか?
また、とある宴会の席上で「本日の会合が成功し、きずなが深まった思いです」
と乾杯しながら言ったとき・・・・
掲載記事{「きずなが深まる」⇒☓ 「きずなが強まる」⇒〇}
「きずな」は、もともと馬など動物をつないでおく綱のことで、結びつける道具を
人と人とのつながりにたとえた。もとが綱という意味なので、「深まる」はおかしい。
「きずなが太い」や「きづなが固い」は正解。
との事・・・いやはやなんとも
さて、気を取り直して漢字の読みです。
①凩 ②野分 ③極寒 ④細雪 ⑤疾風 ⑥師走 ⑦干支 ⑧夏至 ⑨晦日 ⑩朔日
答え:
①凩・・・・「こがらし」初冬に吹く冷たい風。「木枯らし」とも書く
②野分・・「のきわ」台風。野の草をかき分けるような強風。
③極寒・・「ごっかん」極めて寒いこと。「きょっかん」ではない。
④細雪・・「ささめゆき」細かく降る雪。谷崎潤一郎の小説のタイトル。
谷崎潤一郎さんについてはこちらを参照して下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7%E5%B4%8E%E6%BD%A4%E4%B8%80%E9%83%8E
⑤疾風・・「はやて」不意にふく強風。「しっぷう」とも読む
⑥師走・・「しわす」十二月の別名。
⑦干支・・「えと」子、丑、寅などの十二支。
⑧夏至・・「げし」昼が最も長く、夜が最も短い日。例年6月21日ごろ。
⑨晦日・・「みそか」月の末日。大晦日は一年の終わり。
⑩朔日・・「ついたち」月の最初の日。「さくじつ」とも読む。
いかがでしたか
私は、「朔日」が読めませんでした
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